WELLNESS

新型コロナウィルス

2020/07/15
田中 克彦

新しいと言っても7種目

 今年に入り、あっという間に世界中に蔓延した新型コロナウィルスは、これまで発生したSARSやMERSなどを含め7種類目だそうです。しかし、地球上には人類が接したことがない、知らない細菌やウィルスが1万種類以上存在しているそうです。地球はもともと、細菌やウィルスが住んでいた惑星で、人類が我が者顔でいるのを時々、細菌やウィルスが「我々の存在を忘れるな!」と怒っているのかもしれません。
 30年ほど前に、エイズ撲滅のための運動を行っている方の講演を聞いた際に、「人類の止まらない自然破壊に自然の側が復讐を始めた」との言葉に衝撃を覚えました。今回もそうなのでしょうか?
 

感染症対策の基本は手洗いとうがい

 2009年に新型インフルエンザが蔓延して日本中も大きな打撃を受け、亡くなった方もたくさん出ました。それ以降、毎年、1万人以上がインフルエンザにかかり、亡くなっています。
 考えてみれば、毎年の季節性インフルエンザを除き、ワクチンはほとんど開発されていません。ワクチンがあればほぼ安心ですが、数多い感染症にどう対処したらよいのでしょうか?欧州では中世にペスト、約100年前にはスペイン風邪が流行し、人類は感染症との闘いの歴史かもしれません。
 新型インフルエンザ流行時に、ある感染症専門の医師はこう言っていました。「感染症の基本は手洗いとうがい。そして手は肩から上にあげない。つまり、口・鼻・目の粘膜に手から病原菌が侵入するので、手は上げない、そして口・鼻・目に触ったら手を洗うこと」です。そのためにはマスク着用も有効です。
 

マスクとサングラス

 日本人はマスク着用に大きな抵抗はありませんが、欧米はそうではありません。マスクをしていると重病人とみられる恐れがあるそうです。某国の大統領は裁判所の命令が出てもマスクを付けません。
 一方、日本人はサングラスを着用することにためらいがあります。サングラスをすると、悪人に見えるようです。欧米では視線を見られないために抵抗なく着用しているのに興味深いですね。VIPを護衛するSPは必ずサングラス姿ですが、我が国ではSPはサングラスを着用していません。
 ところで、日本ではなぜWHOが定めたCOVID-19という正式名称を使わないのでしょうか?日本の医療現場や欧米のメディアは普通に使っています。長いかなのから?発音しにくいからでしょうか?


田中 克彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーのシニアコンサルタント。 1954年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部経済学科卒。日本発条㈱に1976年4月~2019年3月在籍し、経理部や人事部、同社健康保険組合常務理事を経験。その才能は多彩であり、多くの資格を持つ(労働安全衛生トレーナー、第一種衛生管理者、心理相談員、ストレスマネジメント検定(マスターコース)、キャリアコンサルタント、健康経営アドバイザー)
目次