管理栄養士のくろまめです。
今回は旬の野菜のかぼちゃを使ったグラタンとゴーヤチャンプルーを作りたいと思います。
かぼちゃグラタンはかぼちゃをくりぬいて器にして作っています。見た目もかわいいので、気分もあがります。ちょっとしたパーティーなどにもおすすめです。
ぜひ作ってみてください。
かぼちゃグラタン

【材料】4~5人分
- かぼちゃ…1/2玉
- 鶏もも肉…1枚
- たまねぎ…1個
- バター…20g
- オリーブオイル…20ml
- 食塩…小さじ1/2
- こしょう…適量
- チーズ…適量
- 牛乳…800ml
- 小麦粉…大さじ8
- コンソメ…2個
- ブラックペッパー…適量

【作り方】
- かぼちゃを上下で分けるようにカットして種とわたを取り除く。
- かぼちゃを洗い水分を残したままラップでかぼちゃを包み500Wで8分加熱する。上下を返し、さらに8分加熱。その後、竹串が通るまで1分ずつ追加で加熱する。その後粗熱をとる。
- 鶏もも肉を一口大に切る。
- たまねぎは薄くスライスする。
- フライパンにバターとオリーブオイルを熱し、3と4を火が通るまで中火で炒め、塩とこしょう(分量外)をし、炒める。
- 弱火にして5に小麦粉を振りいれ、具材になじませ、粉っぽさをなくすようにからませる。
- そこへコンソメを入れ、牛乳を1/3ずつ注ぎ入れて、具材とともに牛乳と小麦粉を混ぜ合わせる。(牛乳を分けて入れることでダマができにくくなります。)
- 牛乳を全量入れてしまったら中火にし、とろみがつくまで混ぜながら加熱し、塩とこしょうを入れて味を整える。
- 2のかぼちゃに8を詰め、チーズとブラックペッパーをかけて、200度のオーブンでチーズに焼き目がつくまで、10分程度焼いて出来上がり。
【ひとことポイント】
かぼちゃは崩しながらグラタンと一緒に食べてください。
牛乳は豆乳で代用も可能です。
バターだけで作るよりも、半量をオリーブオイルで代用することで動物性脂肪を減らすことができ、ヘルシーになります。
【動脈硬化予防にも!!かぼちゃの栄養!!】
現在、市場で多く出回っている西洋かぼちゃ。今回もこの西洋かぼちゃを使用しています。豊富に含まれるカロテンは肌や粘膜、目を丈夫にし、免疫力を高めます。ほかにカリウム、ビタミンE、C、B1、B2 、E、カルシウム、鉄なども含んでいます。
ゴーヤチャンプルー

【材料】3~4人分
- ゴーヤ…1本
- 豚肉こま切れ…150g
- 木綿豆腐…1丁
- 卵…2個
- かつおぶし…1パック
A にぼし粉末…大さじ1
A 料理酒…大さじ1
A しょうゆ…大さじ1

【作り方】
- 豆腐を水切りし、食べやすい大きさに切る。
- ゴーヤを縦半分に切り、種と白いワタを取り除く。
- 1を薄くスライスして塩もみ(分量外)し、そのまま水につけておく。
- 豚肉を食べやすい大きさに切る。
- 卵を溶いておく。
- フライパンにごま油を熱し、1の豆腐に焼き目をつけて取り出しておく。
- 同じフライパンで4を炒め、よく水洗いした3も入れ、豚肉に火が通るまで炒める。
- 7に6の豆腐を加え、Aの調味料を加える。
- 5の溶き卵を回しいれて、かつおぶしをかけて出来上がり。
【ひとことポイント】
ゴーヤは塩もみ、水につける下ごしらえとよく炒めることで食べやすくなります。
【栄養素の宝庫!!にぼし粉!!】
今回、味付けに使用した「にぼし粉」ですが、スーパーやドラッグストアなどで安価で購入でき、DHAやカルシウムや鉄分、亜鉛、ビタミンDや葉酸などの栄養素がたくさん入っています。お好み焼きにかけたり、みそ汁や肉じゃがなどに入れたりしてもおいしいです。
味も栄養面もグンとアップしますので、ぜひご家庭に常備して使用してください。
参考文献:日本の食材帖 監修 山本謙治 発行所 株式会社主婦と生活社
カラーグラフ食品成分表2022 発行謙治者 小田良治 発行所実教出版株式会社