【カンタンでおいしい】今月の健康食材:ピーマン|Bonne Santé
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【カンタンでおいしい】今月の健康食材:ピーマン

7/11/2025
中川 八十彦

初夏から夏にかけて旬を迎えるピーマンは、さわやかな苦みとシャキッとした食感が特徴の野菜です。炒め物やサラダ、肉詰めなど、和洋中問わず活躍する万能食材で、栄養価も高く、夏バテ予防にも役立ちます。

栄養価

ピーマンには、以下のような重要な栄養素が含まれています:

  • ビタミンC: 熱に強く、加熱調理でも壊れにくい。免疫力を高め、肌の健康をサポートします。
  • ビタミンA(β-カロテン): 粘膜の保護や目の健康維持に役立ちます。
  • ビタミンE: 血行を良くし、冷えや肌荒れの改善に効果的です。
  • 葉酸: 細胞の生成や代謝に関与し、妊娠中にも重要な栄養素です。
  • 食物繊維: 消化を助け、腸内環境を整える働きがあります。


期待できるメリット

ピーマンの主な期待できるメリットは次の通りです:

  1. 美肌・風邪予防: ビタミンCが豊富で、紫外線対策や免疫力アップに効果的です。
  2. 目や粘膜の保護: β-カロテンが目や喉の粘膜を守ります。
  3. アンチエイジング: 抗酸化作用のあるビタミンCとEで、老化を抑制する働きが期待されます。
  4. 腸内環境の改善: 食物繊維が腸の動きを助け、便通を整えます。


簡単レシピ

1. ピーマンの塩昆布和え(1人分)

材料

  • ピーマン: 2個
  • 塩昆布: 小さじ1
  • ごま油: 小さじ1/2
  • 白ごま: 適量

作り方

  1. ピーマンを細切りにして、さっと湯通しまたはレンジで加熱(30秒〜1分)。
  2. 水気を軽く切り、塩昆布、ごま油、白ごまと和える。


2. ピーマンの肉詰め(1人分)

材料

  • ピーマン: 2個(縦半分に切る)
  • 合いびき肉: 80g
  • 玉ねぎみじん切り: 大さじ1
  • 塩・コショウ: 少々
  • 小麦粉: 適量
  • サラダ油: 小さじ1

作り方

  1. ピーマンに小麦粉をまぶす。
  2. 合いびき肉、玉ねぎ、塩コショウを混ぜたタネを詰める。
  3. フライパンで肉の面から焼き、焼き色がついたら裏返し、ふたをして中まで火を通す。


調理のポイント

  • ピーマンは苦味が気になる場合、細切りにしてさっと火を通すことで食べやすくなります。
  • 肉詰めには小麦粉をまぶしてから詰めると、はがれにくくきれいに焼けます。
  • 茹でたり炒めたり、火を通すと甘みが増して食べやすくなるのも特徴です。


購入時の選び方

  • 全体にハリとツヤがあり、濃い緑色のものを選びましょう。
  • ヘタがしっかりしており、切り口が変色していないものが新鮮です。
  • 小ぶりで肉厚なものは、火を通したときの食感がよく人気があります。

プロフィール画像
中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
1995年、神奈川県横浜市生まれ。東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科を卒業後、株式会社東芝デジタルソリューションズに入社。システム開発業務に従事した後、株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに転職。150歳まで生きることを目標としている。健康に生きるためには日々に対する少しの反省が必要だと思うんです。現在は、ヘルスケア領域におけるDX支援、サービス企画、プロジェクトマネジメントを幅広く手がける。また、IT講師として研修講座の登壇も行っており、専門的な知識を楽しく伝えている。
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