【カンタンでおいしい】今月の健康食材:レタス|Bonne Santé
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【カンタンでおいしい】今月の健康食材:レタス

11/28/2025
中川 八十彦

レタスは春から夏にかけてが旬とイメージされていますが、冬に出回るレタスも、冷涼な気候で引き締まり、パリッとした食感とみずみずしさが魅力です。サラダの定番食材としておなじみですが、実はスープや炒め物にも使える万能野菜。低カロリーでさっぱりとした味わいは、年末の食べ過ぎ予防にもぴったりです。

栄養価

レタスには、以下のような栄養素が含まれています

  • 食物繊維:腸内環境を整え、便通をスムーズにします。
  • ビタミンK:血液の凝固を助け、骨の健康維持にも役立ちます。
  • 葉酸:細胞の生成や再生をサポートし、妊娠中の女性にも大切な栄養素です。
  • カリウム:余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防に。
  • β-カロテン(特にサニーレタスなどの色の濃い品種に多い):抗酸化作用があり、肌や目の健康維持に効果的です。


期待できるメリット

  1. 腸内環境の改善: 豊富な食物繊維が腸の動きを促し、便秘の予防に役立ちます。
  2. むくみの軽減・血圧コントロール: カリウムが余分なナトリウムを排出し、体の水分バランスを調整します。
  3. 骨の健康維持: ビタミンKがカルシウムの働きをサポートし、骨を強く保ちます。
  4. 美肌・疲労回復: β-カロテンや葉酸の働きで、肌のターンオーバーを促進し、体の調子を整えます。


簡単レシピ

1. レタスと卵のスープ(1人分)

材料

  • レタス:2〜3枚(ざく切り)
  • 卵:1個
  • 鶏ガラスープの素:小さじ1
  • 水:200ml
  • ごま油:数滴
  • 塩・コショウ:少々

作り方

  1. 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて沸かす。
  2. レタスを加えてさっと煮る。
  3. 溶き卵を流し入れてふんわりと仕上げ、塩・コショウで味を整える。
  4. 最後にごま油を垂らす。

2. レタスとツナのさっぱりサラダ(1人分)

材料

  • レタス:2〜3枚(ちぎる)
  • ツナ缶(ノンオイル or 水煮):1/2缶
  • 酢:小さじ1
  • 醤油:小さじ1/2
  • ごま油:小さじ1/2

作り方

  1. レタスを冷水にさらしてパリッとさせ、しっかり水気を切る。
  2. ツナと調味料を混ぜて、レタスに和える。


調理のポイント

  • 加熱しすぎに注意:レタスは火を通しすぎると食感が損なわれるため、スープなどでは“最後に加える”のが基本です。
  • 水気をよく切る:サラダでは水分が多すぎると味がぼやけるため、しっかり水切りしましょう。
  • 外葉も活用を:やや硬めの外葉は炒め物やスープに活用するのがおすすめです。


購入時の選び方

  • 葉がみずみずしく、巻きがしっかりしていて重みがあるものを選びましょう。
  • 軸の切り口が白く、変色していないものが新鮮です。
  • 外葉にしなびや黒ずみがないかもチェックポイントです。



プロフィール画像
中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
1995年、神奈川県横浜市生まれ。東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科を卒業後、株式会社東芝デジタルソリューションズに入社。システム開発業務に従事した後、株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに転職。150歳まで生きることを目標としている。健康に生きるためには日々に対する少しの反省が必要だと思うんです。現在は、ヘルスケア領域におけるDX支援、サービス企画、プロジェクトマネジメントを幅広く手がける。また、IT講師として研修講座の登壇も行っており、専門的な知識を楽しく伝えている。
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