【今日の歯科ネタ!】~歯周病菌が全身に及ぼす影響~|Bonne Santé
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【今日の歯科ネタ!】~歯周病菌が全身に及ぼす影響~

2/3/2023
株式会社ハミエル

歯周病菌が全身に及ぼす影響



こんにちは。
歯科衛生士の城 明妙(しろ あけみ)です。

歯科の健康情報を発信する際のお役立ち情報を、お届けいたします。

歯周病は心臓疾患の引き金に



歯周病菌が全身に及ぼす影響を少しづつ整理していきましょう!
心臓疾患は、亡くなる原因の第2位です。
歯周病菌は、歯ぐきの内側に潜り込んで仲間を増やします。毒素を出し、歯ぐきの内側をじくじくした潰瘍状態にして細菌が体内に侵入してきます。
血管の中に入り込めば、栄養豊富ですから、一番居心地のいいところに行き、血管の内側にへばりついたり、悪玉コレステロールと仲良くなって、「アテローム」という、いわゆる血管を狭くし、詰まらせるものを作ります。
これが心臓の血管に詰まったり、血流を妨害すると、心筋梗塞や狭心症の原因となります。

アテロームは脳に飛んでいけば「脳梗塞」の原因に



「アテローム」の中から、多くの歯周病菌が検出されています。
また、この「アテローム」は脳に飛んでいけば、「脳梗塞」の原因ともなってしまいます。
介護が必要となる原因の第2位である脳血管疾患の原因になるということですね。
健康寿命延伸のために、お口の健康維持、特に歯周病を予防すること、正しい知識を得て、治療することが必要です。
歯周病のメカニズムや治療、予防については、日進月歩です。
常に新しい情報や正しい情報をアンテナを張って吸収しましょう。

お口に潜む4つのリスクとセルフケアのポイントを知って、健康なお口を維持しましょう。
お口とからだ「4つのリスク」と予防知識


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