WELLNESS

【熱中症】「新しい生活様式」でも暑い夏を乗り切るポイント

2020/07/31
中川 八十彦


新型コロナウィルスに気を付けなければならない日々が続いています。
さらに、追い打ちをかけるように猛暑が奮っており、熱中症にも気を付けなければなりません。
そこで、Withコロナでの熱中症対策を熱中症のキホンと共にお伝えします。
 

そもそも、熱中症とは?

熱中症は、暑いところにいたために引き起こされる症状の総称のことです。
暑いところにいると体温が上昇し、脱水状態になったり、ミネラル不足になったり、体温調節がうまく働かなくなったりします。
その結果、さまざまな症状が引き起こされ、最悪の場合、死に至ります。
 

熱中症の重症度

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症

  めまい・失神
   「立ちくらみ」という状態で、脳への血流が瞬間的に不充分になったことを示し、
   “熱失神”と呼ぶこともあります。
  筋肉痛・筋肉の硬直
   筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴います。
   発汗に伴う塩分(ナトリウムなど)の欠乏により生じます。
 

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症

  頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
   体がぐったりする、力が入らないなどがあり、
   「いつもと様子が違う」程度のごく軽い意識障害を認めることがあります。

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症

  意識障害・けいれん・手足の運動障害
   呼びかけや刺激への反応がおかしい、体にガクガクとひきつけがある(全身のけいれん)
   真直ぐ走れない・歩けないなど。
  高体温
   体に触ると熱い
  肝機能異常、腎機能障害、血液凝固障害
   これらは、医療機関での採血により判明します。 
 

熱中症を引き起こす3つの要因

1.環境

  気温が高い湿度が高い日差しが強いなどの環境に身を置くと熱中症のリスクが高まります。
  なるべく日向に出ないようにしたり、エアコンをつけたりしてリスクが高い環境を避けましょう。

2.からだ

  高齢者や乳幼児の方、持病を持っている方、二日酔いや寝不足の方は要注意です。
  ご自身や周りの方が上記に当てはまる場合は特に熱中症に気を付けましょう。

3.行動

  激しい運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況
  気温・湿度が高い日は極力屋外での活動は控えましょう
 

Withコロナで熱中症を予防する3つの方法

1.エアコンを使用しつつ、喚起もする

  エアコンは部屋の湿度・温度を下げるので熱中症のリスクを下げられます。
  ただし、エアコンは空気を循環させるだけで喚起が行えません。
  エアコンを付けながら窓を開放し、設定温度を低めに設定するようと良いでしょう。

2.十分な距離が確保できる場合はマスクをはずす

  マスクは飛沫の拡散予防に有効です。
  ただし、マスクを着用すると身体に負担がかかることがあります。
  (心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇する等)
  高い気温・湿度は体への負担に拍車をかけます。 
  屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が
  確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。

3.日頃の健康管理を怠らない

  毎朝定時の体温測定、健康チェックを心掛けましょう
  自身の平熱を知ることで、発熱に早く気付けるようになります。
  しっかりと栄養を採り、睡眠時間を確保するようにしましょう。
  また、少しの体調の変化にも気を配り、体調が悪い時は無理をしないようにしましょう。


「新しい生活様式」でも熱中症対策をしっかりと行い、暑い夏とコロナを乗り切りましょう!
 


参考文献
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/envman/2-1.pdf
https://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php


中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーのプロジェクトマネージャー。 1995年、横浜生まれ。東京農業大学醸造科学科の学士課程を修め、菌類と日本酒の生化学的な理解を深めた。卒業論文は『古細菌の単離と系統解析』。その後、株式会社東芝デジタルソリューションを経て株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに入社。
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