【カンタンでおいしい】今月の健康食材:ゴーヤ|Bonne Santé
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【カンタンでおいしい】今月の健康食材:ゴーヤ

8/8/2025
中川 八十彦

夏が旬のゴーヤ(にがうり)は、その独特の苦味が特徴の夏野菜です。沖縄料理ではおなじみの存在で、「ゴーヤチャンプルー」などの炒め物で知られています。暑い季節にぴったりの食材で、夏バテ予防にも効果が期待できます。

栄養価

ゴーヤには、以下のような重要な栄養素が含まれています

  • ビタミンC: 加熱しても壊れにくく、免疫力を高め、肌の健康をサポートします。
  • カリウム: 体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防に効果的です。
  • モモルデシン: ゴーヤ特有の苦味成分で、胃液の分泌を促し、食欲増進や血糖値の安定に関与するとされています。
  • 葉酸: 細胞の再生や造血を助け、妊娠中の健康維持にも重要です。
  • 食物繊維: 腸の働きを促進し、便秘の予防に役立ちます。


期待できるメリット

ゴーヤの主な期待できるメリットは次の通りです

  1. 夏バテ予防・食欲増進: モモルデシンが消化を助け、食欲を回復させます。
  2. 美肌・免疫力アップ: ビタミンCが豊富で、紫外線の強い季節にぴったりの栄養素です。
  3. むくみ対策・血圧調整: カリウムの働きで体の水分バランスを整えます。
  4. 腸内環境の改善: 食物繊維が豊富で、お腹の調子を整えます。


簡単レシピ

1. ゴーヤチャンプルー(1人分)

材料

  • ゴーヤ: 1/2本
  • 木綿豆腐: 100g
  • 卵: 1個
  • 豚こま肉: 50g
  • 醤油: 小さじ1
  • 塩・コショウ: 少々
  • ごま油: 小さじ1

作り方

  1. ゴーヤを縦半分に切り、種とワタを除いて薄切りにし、塩もみして水にさらす。
  2. 豆腐は水切りして食べやすい大きさにちぎる。
  3. フライパンにごま油を熱し、豚肉→ゴーヤ→豆腐の順に炒める。
  4. 溶き卵を回し入れ、醤油と塩・コショウで味を整える。


2. ゴーヤの甘酢漬け(1人分)

材料

  • ゴーヤ: 1/2本
  • 酢: 大さじ1
  • 砂糖: 小さじ1
  • 塩: 少々

作り方

  1. ゴーヤを薄切りにし、塩をまぶして10分おき、水分を絞る。
  2. 酢と砂糖を混ぜた漬け汁に入れ、冷蔵庫で30分ほど漬けて完成。


調理のポイント

  • ゴーヤの苦味が苦手な場合は、塩もみして水にさらすことで和らげることができます。
  • 加熱しすぎるとビタミンCが失われるので、炒め物は手早く仕上げるのがポイントです。
  • 苦味を活かす場合は、生のままスライスしてサラダや漬物に使うのもおすすめです。


購入時の選び方

  • 表面のイボがしっかりしていて、全体にハリがあるものを選びましょう。
  • 濃い緑色で重みのあるものが新鮮です。
  • イボがつぶれていたり、柔らかくなっているものは避けるのが無難です。

プロフィール画像
中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
1995年、神奈川県横浜市生まれ。東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科を卒業後、株式会社東芝デジタルソリューションズに入社。システム開発業務に従事した後、株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに転職。150歳まで生きることを目標としている。健康に生きるためには日々に対する少しの反省が必要だと思うんです。現在は、ヘルスケア領域におけるDX支援、サービス企画、プロジェクトマネジメントを幅広く手がける。また、IT講師として研修講座の登壇も行っており、専門的な知識を楽しく伝えている。
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