【夏型過敏性肺炎】のどが痛いと思ったら・・・|Bonne Santé
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【夏型過敏性肺炎】のどが痛いと思ったら・・・

8/26/2022
原光さおり

毎日暑いですね。熱中症アラートが発令されるようになって、エアコンのありがたみを改めて感じていますが、つけたまま寝るとどうしても翌朝、体調がおかしいと感じる方も多いのではないでしょうか?

そんなエアコンのお掃除、定期的にされていますか?エアコンから放出されるカビにはトリコスポロンと呼ばれる胞子を出していて、それを吸い込むことで発症する夏型過敏性肺炎というものがあります。以前はこの夏型過敏性肺炎は、在宅している女性に罹患者が多いとされていましたが、在宅勤務が増えたり、メンテナンスが行き届いていないオフィスでも同じようにかかる方は増えてきました。

夏型過敏性肺炎の症状は・・・

  • しつこい咳
  • 息切れ
  • 微熱

などがおもな症状です。

治療方法は、カビの清掃です。それだけで治ってしまうことがあるんです。ひどい場合は、ステロイドなどを使って治療することもあります。コロナ禍でもあるので、のどが痛かったり体調不良を感じると心配になる方も多いと思いますが、まずはご自身の身の回りの清潔を確認してみましょう。

夏の清潔5か条

  1. エアコンは少なくても2週間に一度、メンテナンスを!
  2. エアコンを使っても1日2回は窓を開けて空気の入れ替えをしましょう
  3. 汗をかいて濡れた洗濯物を、放置しない
  4. 洗った食器は必ず、乾かしてからしまう
  5. お鍋に残った食べ物は、必ず冷蔵庫にしまう(お味噌汁の賞味期限、夏はなんと2時間です!3時間立つと菌が繁殖し始めます)

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原光さおり
看護師
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