【カンタンでおいしい】今月の健康食材:しめじ|Bonne Santé
Gatsby G Logo

【カンタンでおいしい】今月の健康食材:しめじ

9/5/2025
中川 八十彦

しめじは一年を通して流通していますが、特に秋に旬を迎えるきのこ類のひとつです。独特の香りと歯ごたえのある食感が特徴で、炒め物や汁物、炊き込みご飯など幅広い料理に活用されます。低カロリーで栄養豊富な、健康志向にうれしい食材です。

栄養価

しめじには、以下のような重要な栄養素が含まれています

  • ビタミンB群(B1・B2・ナイアシンなど):代謝を助け、疲労回復や肌の健康をサポートします。
  • 食物繊維:腸内環境を整え、便秘予防に役立ちます。
  • カリウム:体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防に効果的です。
  • ビタミンD(少量):骨の形成に関わり、カルシウムの吸収を助けます。
  • β-グルカン:免疫機能を活性化する効果があるとされる多糖類です。


期待できるメリット

しめじの主な期待できるメリットは次の通りです

  1. 疲労回復・代謝の促進:ビタミンB群がエネルギー代謝をサポートし、疲れにくい体づくりに役立ちます。
  2. 腸内環境の改善:食物繊維が豊富で、便秘の予防や腸内フローラの改善に貢献します。
  3. 免疫力向上:β-グルカンの作用により、風邪や感染症に対する抵抗力を高める可能性があります。
  4. むくみ対策・血圧調整:カリウムがナトリウムの排出を助け、塩分過多によるむくみを緩和します。


簡単レシピ

1. しめじと小松菜の炒め物(1人分)

材料

  • しめじ:50g(石づきを取って小房に分ける)
  • 小松菜:1/2束
  • ごま油:小さじ1
  • 醤油:小さじ1
  • 塩・コショウ:少々

作り方

  1. 小松菜はざく切りにし、しめじと一緒にごま油で炒める。
  2. 火が通ったら、醤油・塩・コショウで味を調えて完成。


2. しめじの味噌汁(1人分)

材料

  • しめじ:30g
  • 味噌:大さじ1
  • 出汁:200ml
  • 豆腐・ねぎなど(お好みで)

作り方

  1. 出汁を温め、しめじを加えて加熱する。
  2. 味噌を溶かし入れ、具材に火が通ったら火を止める。


調理のポイント

  • 石づき部分を取り、小房に分けておくと火の通りが均一になります。
  • しめじは加熱することでうま味成分(グアニル酸)が増し、味に深みが出ます。
  • 水分が出やすいので、炒め物は強火で手早く仕上げるのがおすすめです。


購入時の選び方

  • 全体にハリがあり、カサの色が濃く、乾燥していないものを選びましょう。
  • 石づき部分が白く、カット面に変色がないものが新鮮です。
  • パック詰めされている場合は、水滴がついていないものを選ぶと傷みにくいです。



プロフィール画像
中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
1995年、神奈川県横浜市生まれ。東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科を卒業後、株式会社東芝デジタルソリューションズに入社。システム開発業務に従事した後、株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに転職。150歳まで生きることを目標としている。健康に生きるためには日々に対する少しの反省が必要だと思うんです。現在は、ヘルスケア領域におけるDX支援、サービス企画、プロジェクトマネジメントを幅広く手がける。また、IT講師として研修講座の登壇も行っており、専門的な知識を楽しく伝えている。
Copyright © Ozone Healthcare Lab.